史上最高の漫才は、私はチュートリアルだと今でも思っています。
そして多くの人が、チュートリアルをそう評価しています。
最高だと言われるネタと、理由を深掘りしていきたいと思います。
理由①史上最高の漫才
M-1優勝の際に一番印象に残ったネタは、チリンチリンです。
このネタの概要としては、自転車用のベルが盗まれたか何かで無くなってしまって、それを徳井さんが探し回るというネタです。
普通漫才のネタは、「悩み」「願望」「シミュレーション」といった設定で始まることが多いのですが、
徳井さんがチリンチリンをなくしたという設定1本だけの漫才なんです。
なくなってしまったチリンチリンへの執着、思い入れ、心配。
どこまでも探しにいったというドラマティックな展開。
もはや感動する程のシーンが漫才に入ってるのです。
チリンチリン1つだけで、こんなに話が膨らむかというストーリー展開に、爆笑かつ圧倒されます。
M-1では他のコンビと大差で、M-1史上初の「満場一致での優勝」を果たしました。
満場一致とは、最終決戦での残り3組の投票にて、審査員全員がチュートリアルに票を入れたということです。
それくらい、誰にも文句のつけようがない圧倒的な優勝だった、M-1史上最高の漫才だったと言えることができると思います。
チリンチリンは他の舞台でも披露されているようですが、特にM-1の本番のネタが、本当に本当に面白くて…歴代のM-1の中で、1番の盛り上がりだったと私は思います。
チリンチリンのネタを観られる際は、YouTubeに落ちてる他の舞台のネタ映像ではなく、是非、優勝した際のM-1の2006年を観ることをおすすめします。
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なぜかというと、M-1での爆発力が、他の舞台でされているチリンチリンとは比べ物ならないからです。
理由②ボケとツッコミが逆
チュートリアルの一番武器としているところは、ボケとツッコミの立場が一般的に言うと逆だということ。
たいていのコンビが、二人のうちイケメンの方がツッコミであり、もう片方がボケとなるスタイルがほとんどと言えます。
それがチュートリアルは敢えて逆。
例えば、2003年のM-1の優勝者フットボールアワーはその象徴とも言えます。
顔が面白いボケの岩尾さんと、シュッとしたツッコミの後藤さん。
ツッコミとボケの担当は、まるでチュートリアルのお二人とは逆ですよね。
さらに徳井さんは、イケメンという顔のスペックを大きく凌駕するほどの変人ぶりというギャップに、他の芸人さんと比べても希少価値を感じられます。
普通の社会生活でも、顔が整っていてカッコイイ男性が、変な趣味があったり、おかしい行動をとったりするのは、かなりのインパクトがありますよね。
そこが二人のネタの魅力であり、面白いところだと思います。
理由③超越したキャラクター設定
やはり先述した通り、徳井さんのキャラクター。
徳井さんがイケメンなのに面白いという点です。
お笑い芸人さんは見た目の特徴をネタにして笑いを取ることは通説でしたが、2人はその歴史を覆しました。
以前の常識では、徳井さんのイケメンが『不利』『ハンデ』とも言われたくらいです。
それを上回るネタ、人間性・キャラが、他のコンビよりもかなり秀でているところだと思います。
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謹慎後、ようやく仕事復帰をされて、とても嬉しく思いました。
バイクが好きな福田さんと、徳井さんの二人の活動に注目したいと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました。
歴代M-1トップ3を考察した記事もあります。
コメント
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