最近人気のかが屋は、加賀さんと賀屋さんの名前を合わせて「かが屋」というコンビ名になっています。
加賀さんも賀屋さんも変わった名前ですし、加賀っていうことは加賀温泉で有名な石川県と関係があるのでは?・・・と思ってしまいますよね。
ということで二人の出身地を調べてみました。
加賀さん:岡山県
賀屋さん:広島県
なんと石川県どころか北陸ではなく、二人とも中国地方のご出身でした!
そんな大注目のかが屋のお二人ですが、コントのクオリティに感動を覚えるほどレベルが高いんです。
どんなところがすごいのか、紹介していきたいと思います!
<目次>
<かが屋のネタについて>
私が一番すごいと思うのは、ボケとツッコミの役割を絶対的に分けていないということ。
普通お笑いのネタって、必ずボケとツッコミが存在していると思うのですが・・・
かが屋のネタって、そういった固定概念が存在してないネタが多いと思います。
ボケ・ツッコミって、普通の生活からしたらかなりおかしいことなんですよね。
普通の会話だったとしたら、敢えておかしい格好をしたり、変なことを言ったり、変な行動を起こしたり・・・
さらにその人がわざとじゃなかった場合、否定をするのは不自然ですよね。
だから、ボケもツッコミも不自然なんです。
それを、かが屋のネタはボケとツッコミを状況や設定に委ねていて、誇張しすぎない自然体なネタだと思います。
もはや、「自分の身に起きた出来事の中で面白いエピソードがあったので披露してみました」くらいのリアリティがある感じです。
客観性を重視して作られていて、感情移入しやすいのが特徴だと思います。
それをこの若さでやってのけていることに、尊敬の気持ちも湧いてきます・・・笑
<かが屋のここを見て欲しい>
1つ目は、演技力があるということ。
かが屋の2人の演技力は本当にすごい!
身体の動きや表情の細部に渡るまで、そのネタの最大限を尽くしているのが伝わります。
私が初めて見たネタは「合唱」というネタでした。
学生の表情がすごくないですか?!
嬉しそうな表情や真剣な表情まで豊かで、その表情切り替わりが面白いですね。
学生らしさが存分出ていて、見てるだけで面白くて癒されます。
2つ目は、感情の揺れ動く人間模様が面白いところ。
シーンが進むごとに、状況が変わっていって、感情が揺さぶられる様子がわかりやすい!
二人の間で起こっていることをお客さんが見るのではなく、
一人が主役でそれを見ているもう一人がいて、それをお客さんが見ている
という構成のネタが多々あり、
主役の感情はもちろん、それを見ている人の感情を読み取れて、お客さんの感情とリンクして笑いが起こっているかたちがあり
感情の揺れ動きを2倍も3倍も楽しむことができるのが面白いところです。
<私の好きなネタについて>
「自転車」
自転車を使うだけでこんなに面白いなんて…というネタ。
概要は、加賀さんが自転車でコンビニに買い物に行ったら、目の前で別れ話をする賀屋さん(と彼女)に出くわし、怒って帰ってしまう彼女さんを追いかけるために加賀さんの自転車を借りようとするネタです。
「加賀さんが自転車を借りる」という話の流れが大きなボケの1つであり、それ以上に装飾しない・・・
なんとなく日常でもあり得てしまいそうなシチュエーションなので、観る側も感情移入しやすくて、シンプルなのにすごく引き込まれます。
「面白い人が好き」
このネタが最近の1番のお気に入りです。
このネタだと、役割的に加賀さんがボケ、賀屋さんがツッコミになってますが、設定としてそうなってるだけであって、本来のボケとツッコミではありません。
ネタの概要は、合コンで、女性役の賀屋さんの好きなタイプが面白い人と分かって、ちょっとずつ加賀さんが話の中でボケていって、だんだんとボケ・ツッコミの波長が合ってきて、心の中で盛り上がってしまう・・・というもの。
本当の合コンを見ているんじゃないかと思わせるくらいの、ちょうど良いリアルなやりとりが本当にツボです!
そして加賀さんが可愛く見えてきます笑
このネタはどっちを主役として見てもおかしくないし、どっちもありのままの姿なのが本当にすごい。シチュエーションだけで笑えるってすごい。
ラーメンズのような賢さと、東京03のような感情の起伏を合わせたような感じもします。
非日常的な作り込んだキャラではなく、自然と入ってくるネタなので、気負わずに楽しめるのも嬉しい点です。
いかがでしたでしょうか?
好きすぎて色々書いてしまいましたが、
「二人でできる最大限のことをやろうとしている」という感じです。
そして、キングオブコントで、いつの日か優勝すると思います!
最後までご覧いただきありがとうございました!
▼▼▼かが屋の世界観に浸りたい方はコチラ!▼▼▼
キングオブコントで優勝経験のある東京03についても詳しく書いた記事があります。
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