中川家の漫才が面白い理由/剛さん・礼二さんのエピソード

お笑い

初代M-1チャンピオンの中川家の、漫才・コントがなぜ面白いか知りたいですか?

 

中川家は20年以上売れてるけどなんで面白いの?」

「二人の兄弟にまつわるエピソードは何かある?」

そんな疑問にお答えしていきます。

 

この記事では下記について解説していきます。

<本記事の内容>
中川家の軌跡
中川家が面白い理由

 

この記事を書いている私は、

・M-1初代チャンピオンになる前の「明石家マンション物語」からファン

・VHS「兄弟喧嘩」「二人息子」レンタルにて10回以上視聴

・DVD「中川家特大寄席」あり

・中川家が出る学園祭を観に行ってファンレターを直接渡した経験あり

という生粋の中川家ファンですので、2人の魅力をお伝えできると思います。

 

中川家の軌跡

兄弟で芸人としてデビューするのは今は珍しくありませんが、当初芸人さんで有名だったのは千原兄弟のお二人くらい。そんな中でどのように芸人デビューしたか、ルーツを紹介します。

芸人になるきっかけ

「芸人になろうや」

と声をかけたのは、なんと兄の剛さんからの方からなんです。

今の2人のキャラクターからすると、礼二さんの方から声をかけたような気がしますよね。

学校を卒業後、サラリーマンとして働いていた二人ですが、リビングでゴロゴロしていた礼二さんに声をかけ、

「ええよ」

という簡単な返事から、お笑い養成所のNSCに通うことが決まったそう。

コンビ名の由来は、やはり兄弟だからそれがわからようなコンビ名にしようとしたらしく、千原兄弟に兄弟は取られているから、中川家にしよう、というわかりやすい形だったそう。

他の芸人さんとは違って家族なので、兄弟だとわかりやすいコンビ名になってるのはいいですよね。

剛さんの病気

結成10年目にM-1グランプリにて優勝してからテレビでもよく見かけるので、順風満帆に見えている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実は剛さんがご病気をされて休んでいた期間があることをご存知でしょうか。

パニック症候群

剛さんを襲ったご病気とは精神的なもので、「パニック症候群」。

当時、礼二さんの協力もあって乗り越えられたという素敵なエピソードがあります。

「パニック症候群」とは、電車に乗ってる時や人混みの中にいると、息苦しくなったり気持ち悪くなったりするものです。もちろん舞台なんて立てません。

芸人として、M-1初代優勝者として人前に立つプレッシャーは相当なものだったことが伺えます。

病気と闘いながら仕事をしていた時は、電車移動の際には礼二さんがそばについて、体調が悪くなったらすぐに降りられるように各駅停車で移動していたとのこと。

「大丈夫?」と声を掛け、献身的に寄り添っていたそう。

また、剛さんがいつ戻ってきてもいいように、礼二さんはしっかりピンでも仕事をこなされました。

二人は、コンビの相方である前に、血の繋がった兄弟。

二人兄弟ということもあり、絆は深いものであることが感じられます。

先生の言葉

ある日剛さんが病院の先生に言われて気が楽になったことがあるそう。

「芸人さんという仕事は、普通の人じゃできません。何百、何千、何万人の人から観られているのに平気でいられるのなんて、頭がおかしい人ですよ!だから、剛さんみたいにプレッシャーを感じるのは、普通のことです。テレビに出てる人はみんな頭おかしい人だと思いますよ。」

とのことでした。

きっと病院の先生は、剛さんを元気付けるために言った言葉だと思うので少々トゲがありますが、剛さんにとってはとても安心できる言葉だったようですね。

確かに自分の身に置いて考えても、いきなり人前に出てネタやトークを繰り広げるなんて、怖くて仕方がありません。特にそれがスベってしまった時のことを考えたら…胃が痛くて仕方ありませんね笑

しかも剛さんは、小学生の頃に十二指腸潰瘍を患っているそう。

多分このことから考えると、人前に立つことはもともと苦手な方なんだろうと想像できます。

だからこそ、ウケるネタを作りたいと必死になって努力されているんだろうなと思います。

中川家が面白い理由

あるあるネタに共感する

二人の漫才は、どんなネタでもノンフィクション。リアルさがあります。

誇張したモノマネももちろんありますが、日常の一コマを切り取った何気ないことを笑いにしているのが共感を生んで、親近感も沸くし面白いですよね。

例えば、礼二さんの新幹線のトイレや、新大阪のオジサンのモノマネ。

剛さんは

とんでもない嘘とか架空の話は無いのにめちゃくちゃ面白いのって、すごい才能なんだと思います。

息の合った二人のテンポ

2人の面白さは、なんといっても兄弟で漫才をするテンポの良さや、息のあった掛け合いが素晴らしいところ。

ネタを作るときも1人ではなく、2人

片方が1人で考えたものをもう1人は受け身でやるというコンビが一般的には多いですが、なんとなく2人で喋りながら案を出し合って構成しているそう。

会話の中で出来たネタだからこそ、2人の空気感がそのまま漫才に反映されてるので親近感が沸きますよね。

特に、漫才中に、喋ってる2人が面白くなってきて笑ってしまっている時もありますよね。

そんな瞬間を見ると、本当に2人の仲が良いんだなということが伺えます。きっとネタ合わせ中も笑いながら話していたんだと思うと、こっちまで釣られて笑ってしまいます。

 

いかがでしたでしょうか。

最近テレビでネタを披露されるのは、ENGEIグランドスラムTHE MANZAIなど。

ラグビー関連の仕事でテレビに出られていたり、礼二さんは鉄道の話で呼ばれていたりしますが、劇場出番もしっかりあり、今も漫才をされています。

M-1チャンピオンになってから約20年経った今でも、ネタが衰えずに面白いのが本当にすごい。ずっと舞台での仕事をやっているから、お客さんの雰囲気や時代に合わせてネタを変えていっている努力に、心から尊敬します。

今回の記事では、知らない一面も見れた人もいらっしゃるかもしれませんね。

今後も中川家の活躍に期待しましょう!


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コメント

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