「どうせ私なんて・・・」をやめて人生を好転させる3ステップ

仕事

自分で自分を認められていない状態に、あなたも陥っていませんか?

どうせ私なんて価値のない人間だ。
何をやっても上手くいかないし、あの人には嫌われてるし、頑張ってるのに報われない。誰かに認めて欲しくて仕方がない。
でも、こんな気持ちを繰り返す毎日に疲れてしまった・・・。
なんでみんなは普通に生きていられるの?

真面目に生きていればいるほど、そんな風に思ってしまう方もいると思います。
こんな考え方は良くないって思っているのに抜け出せないのって、とても辛いですよね。

 

本記事の要点は以下です。

✔︎そんな気持ちになってしまったきっかけヒントを得られる
✔︎自分が考えていることは全て思い込みだと知ることができる
✔︎今後の考え方人生が変わる

私も、「私なんて」を念仏のように頭の中で唱えながら生きていた自信があります。

「私なんて」症候群歴は約20年。

ちょっとしたきっかけで「私なんて」という気持ちがなくなっていきました。

そんな実体験を踏まえながら、思い込みから解放されるステップを紹介していきたいと思います。

STEP1:自分の過去を知る

そんな風に考えるようになった原因とは

「私はどうせ◯◯な人間なんだから」と考えてしまうのは、生まれつきそういう性格を持っているからではなく、何かしら原因があります。

生まれつき「私なんて・・・」と思いながら生まれてくる赤ちゃんはいないですもんね。

人の思考が変わるのは、「言葉」にあります。

誰にどんな言葉を言われて、「私なんて」と考えるようになってしまったのか…

 

私の場合は、親から言われた言葉で、こんな思い込みが生まれました。

「かわいくない」

私が6才くらいの頃、母親と2人でいる時、母の知り合いの方から「かわいいわね〜」と言われ、母が言った言葉。

母「そんなそんな、かわいくないですよ〜〜〜〜!!!」

これを横で聞いていた私は、「私ってかわいくないの・・・?」と傷つきました。

 

家に帰った後、勇気を出して母親に聞いてみました。

私「なんで私のこと可愛いって言ってくれなかったの?」
母「人に、自分の子が可愛いなんていうの恥ずかしいじゃん

そう言われたっきり、フォローの言葉をかけられることはありませんでした。

私はその後10年以上、「どうせ私なんて可愛くない」という思い込みができました。

 

「なんでこんなこともわからないの?」「なんでこんなことができないの?」

私の父は、確かに頭が良い人です。

建築という自分の仕事に誇りを持ち、一級建築士の免許まで取った、努力のできる人です。

 

そんな父が、私のやっている宿題の間違えた問題を見て、こう言いました。

「なんでこんなこともわからないの?」
「なんでこんなことができないの?」

こんなことわかって当然だ・わからないやつはバカだ という価値観を、30歳以上年齢の離れた自分の子どもに押し付けるような発言でした。

 

なんでこんなことを言われなきゃいけないのかがわからず、とても辛かった記憶があります。

そして私はこう思うようになりました。

 

「勉強ができない人は価値がない」
「私なんて勉強ができなかったら何も取り柄がない」

 

そんな思い込みだけで、私は国立大学まで進学しました。

そのため、自分は可愛くないと思い込み、かつ、勉強ができたら褒められるという環境にない大学は、結構辛いものがありました。

 

おそらくみなさんにも、この言葉が深く心に残っているという経験はありませんでしょうか。

次に、その言葉を深掘りしていきましょう。

その原因の原因とは

「私なんて・・・」の思想に陥る原因の言葉がわかったら、さらにその原因を探ってみましょう。

 

母も父も、なぜこんなことを私に言ってきたのかを考えてみました。

理由は一つです。

母は母自身のため、父は父自身のために言っただけなんです。

母は、子どものことを「かわいくないですよ」と言って、知り合いの人に嫌われたくなかった。

父は、「なんでこんなこともできないんだ」の裏には、「俺はこの問題がわかる。俺はこんなに頑張って勉強したんだ。俺は認められるべき人間だ。」という考え方があった。

 

もはやその言葉の中に、「私」は存在しません

 

人には人の正義があって、それを保つために言ってしまった言葉が、時として誰かを傷付けてしまうことがあります。

それがたまたま自分に出くわしてしまっただけ…と気付くことができたら、言葉への印象も変わっていくはずです。

それだけで価値を決めていいのか

私なんて…と考えるきっかけになってしまった言葉は、私自身の価値を決める言葉ではないとわかりました。

そうだとしたら、その言葉だけで自分の価値を低くする必要はないと思いませんでしょうか。

 

特に親からの影響は凄まじいものがあります。

自分を生んでくれた親から、自分の存在を認められないような言葉をかけられたら、誰だって辛いですよね。

親自身も、誰かに認められてなかったからこそ、自分の子どもにも承認するような言葉がかけられなかっただけなんだと気付けたら、親に優しくなれる気がしませんでしょうか。

これは自分の想像ですが、きっと親も、親(祖父母)から認められなかったことが、今も心に残っているんだと思います。

 

親に限らず、他人が言う言葉には、他人自身の問題が含まれているだけなので、自分と切り離して考えることが大切です。

 

STEP2:全ては自分の思い込み

「私なんて」と思っている人は誰か

薄々気付いていると思います。

「私なんて」と思っている人は周りの人たちではなく紛れもない自分自身なんです。

 

例えば、日本人1億人全員に

「私はかわいくないんでしょうか」「私はできない人間なんでしょうか」

と聞いて、全員がYESと答える世界はありません

 

自分の価値を世界に求めるのではなく、自分には価値があると自分が信じれば良いのです。

自分の思考による周りへの影響を自覚する

まずは、「私なんて」と思うことによって、周りにどんな影響を及ぼしているかについて気付く必要があります。

 

例えば、仲のいい友達に対して、自分は

「この友達、この人と一緒にいる時間が楽しい」
と思っているのに、

友達は友達自身のことを
「どうせ自分なんて嫌われている」
と思っていたとしたら、あなたはどう感じるでしょうか。

 

「私は友達としてあなたを必要としているのに、なぜそんなことを思うのか…」
と、思いませんでしょうか。

自分の方までも傷ついてしまいますよね。

実はそれを、「私なんて」と思う人は行ってしまっているんです。

 

自分自身の価値を下げることは、周りの人が好意に思ってくれていることを否定することになります。

「一緒にいてくれてありがとう」という思いを、「いいえ、あなたに相応しくないので受け取りません」という姿勢をとっていることになるんです。

厳しい言い方かもしれませんが、とても失礼に当たりますよね。

 

私はこのことに気付かされたのが、後の夫となる当時彼氏に言われたことでした。

20歳になってすぐに付き合い始めましたが、私自身はまだ

「私なんて全然かわいくない」と、彼氏に対しても言っていました。

そんな私に対して、

「俺はかわいいと思っているのに、そんな言葉も受け取ってもらえないのは寂しい。俺を信じてくれないの?かわいいし、頭もいいし、国立大学まで入ったんだから、自分を卑下する必要なんてない。自分にもっと自信を持てばいいんだよ。

と言ってくれました。

私はこの言葉をかけられるまで、人からどんなに認められたとしても、自分自身が否定していたのでうまく受け止められませんでした。

彼の言葉で初めて、もっと自分を認めていいと気付きました。

そして、自分で自分を認めてあげないと、周りの人に対しても失礼なんだということにも気付かされ、とても恥ずかしい気持ちにもなりました。

 

思考を変える方法:自分に自信をつけるために

「私ってすごい」を見つける:1日3つ

「私なんて…」の逆は、「私ってすごい」です。

その「私ってすごい」を見つけるだけで、人生が好転していきます。

✔︎朝起きれた
✔︎遅刻しなかった
✔︎バランスを考えてご飯を食べようとした
✔︎お風呂に入った
✔︎20分外を歩いた

そんな単純なことでもいいから、少しずつ「私ってすごい」を身に付けていくという単純作業です。

アクションプランとしては、1日の終わりに、「私ってすごい」を3つ書き出しましょう。

それだけで、

ちょっとしたことでご機嫌になれる
自分に自信がつく

という変化が日に日に起こっていきます。

実際にやった人じゃないと実感できないので、まずは1ヶ月くらい続けることをおすすめします。

 

周りの人に感謝する

自分に少しずつ自信がついてきたら、周りの人に感謝する余裕が出てくると思います。

実は、周りの人に感謝することは自分自身の存在も認めることになります。

一緒にいてくれてありがとう
友達でいてくれてありがとう
産んでくれてありがとう

そんな気持ちが湧いてきたら、「私なんて」から卒業できると思います。

 

私から大切な人へーーー

私の存在を認めてくれる人がいるだけで、とてもありがたいことですよね。

私は彼氏(夫)に大きな気付きをもらったので、感謝してもしきれません。

そんな彼氏の誕生日にあげたプレゼントがこの絵本です。

「おくりものはナンニモナイ」パトリック・マクドネル

自分の大切な人に

「私なんて」と思っている友達に

是非この本をプレゼントしてあげて欲しいです。

 

私は彼氏と付き合って初めての誕生日にプレゼントした結果、6年後に結婚することとなりました。

相性が良かったというのを前提として、きっとこの本に書いてある感謝の気持ちが夫に伝わったと思います。

自分に自信が持てない人は、この本を紹介した私のおくりものだと思って買ってみてください!

あなたがいるだけで十分と思っている人が、ちゃんとどこかにいることに気付けますように。

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

コメント

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